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はなのや 本館と別邸の違い|雰囲気・風呂・定員でサクッと比較

秩父の人気宿「ちちぶ温泉 はなのや」は、同じ敷地に“本館”と“別邸(花水木)”があり、どっちに泊まるかで悩みがちですよね。

この記事では、まず公式の基本仕様(部屋タイプ・定員・大浴場・食事会場)を押さえつつ、雰囲気の違い、家族旅・カップル旅の向き不向きまで、旅行者目線でわかりやすく整理します。

最後に、迷ったときのチェックリストと季節の過ごし方のコツ、子連れの実務情報もまとめました。読了後には、「私たちにはどっち?」でサクッと決められますよ。

目次

本館と別邸は何が違う?まず“公式仕様”で押さえる

はなのやは全25室・全室に客室露天風呂つき。

お部屋は「本館:特別室/和洋室/和室」「別邸(花水木):和洋室スーペリア/スタンダード」の構成で、定員は本館が最大6名、別邸は1〜4名(スタンダードは1〜3名)。

館内には大浴場(最大10名)があり、食事会場は本館側と別邸側にそれぞれ1か所。

まずはこれらの違いを把握し、自分たちの旅にはどちらが合うのか考えていきましょう。

部屋タイプと定員の差

本館は選べる幅が広く、和洋室は1〜6名、和室は1〜5名と家族や三世代の編成に対応しやすいのが強み。特別室「武甲」など、古民家の梁や囲炉裏など“和のぬくもり”が感じられる客室も魅力です。

別邸は和洋室2タイプで、スーペリアが1〜4名、スタンダードは1〜3名。少人数で過ごす想定のつくりで、空間の使い方がすっきりしています。

人数の上限で迷ったら、本館=最大6名OK/別邸=4名まで、と覚えておくと判断が早いです。

大浴場/客室風呂の違い

どの客室にも専用の露天風呂がついているので、“好きな時間に人目を気にせず”が基本。さらに館内の大浴場では、月見酒のサービス(秩父の地酒を少量楽しめる趣向)も用意。

客室露天でゆっくり→締めに大浴場でととのえる、という二段構えの楽しみ方もできます。

大浴場は最大10名規模。混雑が気になる方は、夕食直後や夜遅めなど時間をずらすと快適です。

食事会場と動線

夕朝食は半個室スタイルの会場でいただきます。

会場は“本館側”と“別邸側”に1か所ずつあるため、移動が長くなりにくいのがうれしいところ。小さなお子さん連れや雨天の日でも、できるだけストレスを減らして移動できます。

席は落ち着いた雰囲気で、グループでも隣を気にせず過ごしやすい印象。会場の程よい“囲われ感”はプライベート重視派には相性が良いです。

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雰囲気で選ぶ:和の“本館”か、モダンな“別邸”か

同じ露天風呂つきでも、滞在の“空気感”は結構ちがいます。

本館は古民家の梁や和の設えが随所にあり、温かみと懐かしさのある落ち着いた雰囲気。別邸(花水木)は比較的新しく、木の質感を活かした和モダン寄り。

写真ギャラリーを見ているだけでも、照明のあたたかさや館内の“歩きやすさ”が伝わってきます。どちらも清潔感があって気持ちよく過ごせそうです。

見た目の好みで選んでも失敗しにくいですが、「旅のテーマ(ほっとする和/洗練・非日常)」から選ぶと良いかもしれません。

本館の魅力(和の趣/開放感/大浴場も活用)

本館は“和のしつらえ”が映える客室が多く、座卓や障子、縁側風の抜けなど、写真越しでも温かさが伝わります。

最大6名までの和洋室なら、ベッド+お布団で寝具のアレンジも自在。客室露天でのんびりして、仕上げに大浴場で月見酒——そんな“温泉旅らしい流れ”を楽しみやすいのが本館の良さ。

三世代や友人グループで“集まってわいわい”するのにも向いています。

別邸の魅力(静けさ/私的感/和モダン)

別邸(花水木)は、門構えからして“少人数で静かに過ごす”雰囲気が漂います。和モダンの客室は、移動しやすいレイアウトで、間接照明や木目の質感が落ち着いた空気をつくってくれます。

レビューでも「静か」「清潔感がある」といった声が目立ち、誕生日や記念日など“特別な日の滞在”を求めて選ぶ人が多い印象です。

少人数の女子旅やカップルなら、チェックイン直後からずっと自分たちのペースで過ごせること自体が、いちばんのご褒美になりますよ。

目的別おすすめ:家族/三世代/カップル・女子旅

“誰と行くか”を基準にすると、迷いがぐっと減ります。

家族旅行や三世代など人数が多めの場合は、本館の和洋室(〜6名)や和室(〜5名)がまず候補。ベッド+布団で寝具を調整しやすいところも安心ポイントです。

カップルや少人数の女子旅なら、別邸のスーペリア(〜4名)やスタンダード(〜3名)で“プライベート感のある滞在”を楽しむのが王道。どちらも全室に客室露天が付いているので、温泉時間の満足度は高めです。

雰囲気と人数を基準に、さらっと振り分けるだけで自分たちに合うタイプが見えてきますよ。

家族・三世代なら本館が選ばれる理由

ポイントは“ゆとりのある定員”と“滞在しやすい客室のつくり”。本館の和洋室は最大6名まで泊まれるため、祖父母+親+子の三世代でも1部屋でまとまりやすいのが魅力です。

半個室の食事会場は周りに気をつかわずに過ごせますし、大浴場があるので「子どもはお部屋の露天、大人は交代で大浴場へ」といった使い分けもしやすいです。

ベビーバスやオムツ用ゴミ箱などのベビー用品の貸し出しもそろっているので、小さなお子さん連れの不安をぐっと減らしてくれますよ。

記念日・カップルは別邸が刺さるワケ

“静けさ”と“和モダン”の組み合わせは、特別な日の気分にぴったり。別邸は少人数向けのつくりになっているので、チェックインからお部屋でくつろぐ時間まで、流れがとてもスムーズです。

レビューでも「おしゃれ」「誕生日にちょうどいい」といった声が多く、写真ギャラリーの雰囲気ともよく合っています。

温泉でひと息→お部屋で乾杯→半個室の食事会場でゆったり、というメリハリのある過ごし方がしやすいのも魅力です。

迷ったらここを見る:チェックリスト&比較表

最後に“選ぶときに迷わないための“ポイント”をまとめておきます。

  1. 人数上限(本館は最大6名、別邸は4名まで)
  2. 雰囲気(和のぬくもり/和モダン)
  3. 移動しやすさ(どちらも各棟に食事会場あり)
  4. お風呂の使い方(客室露天+大浴場の組み合わせ)
  5. 子連れ向けの備品(貸し出しの有無)

この5つを順にチェックすれば、だいたい8割は方向性が決まります。

料金は日付やプランで大きく変わるので、両方の空室カレンダーを開いて“同じ条件で”見比べるのがコツ。予約前には、公式サイトの最新情報も一度確認しておきましょう。

すぐに決まるチェックリスト

  • 4名を超える?→本館が第一候補
  • 記念日で“静けさ優先”?→別邸を優先
  • みんなで大浴場も楽しみたい?→どちらでもOK(館内に大浴場あり)
  • 子連れで貸出品が必要?→予約時に希望をメモ(ベビーバス等あり)
  • 食事は半個室で落ち着きたい?→どちらも半個室会場

この5項目で迷いはかなり減ります。

あとは、予約サイトの写真を見て“好きだな”と思えるほうを選んでOK。旅の満足度は、最後の決め手になる“好み”に左右されることが多いんです。

シーズン別Tips

真冬:客室露天は屋根つきタイプも多く、風の影響を受けにくい時間帯(夕食後〜就寝前)が快適。
梅雨:移動は最小限に。各棟に食事会場があるので濡れにくい導線を。
真夏:大浴場と客室露天で“短時間×回数多め”が気持ちいい。

四季によって、入り方を少し変えることで温泉の満足度もだいぶ異なってきます。

よくある疑問Q&A(運用・備品・アクセス)

大浴場はどんな感じ?入浴時間帯を選ぶコツは?

大浴場は最大10名規模。内湯と露天があり、館内のおもてなしで“月見酒”も楽しめます。

混雑を避けたい場合は、夕食直後を外し、夜遅めや朝いちばんへ。

客室露天が全室にあるため、全体として“分散”しやすいのもメリット。お部屋の露天で体を温めておくと、大浴場へ移動するときに冷えにくく、快適に行き来できます。

子連れで困らない?貸出品や座席は?

貸し出し品はベビーバスやオムツ用ゴミ箱、ベビーシャンプーなどがそろっていて、必要な場合は事前に相談しておくと安心です。

食事会場は半個室スタイルなので、まわりに気をつかいすぎずに過ごせます。ベビーカーは、館内の段差や混雑を考えると“必要な区間だけ使う”くらいの気持ちでいると良いでしょう。

滞在中はあまり移動を増やさず、客室露天を中心にゆったり過ごすプランにすると、ぐっと過ごしやすくなります。

送迎や駐車場は?アクセスの目安

送迎は秩父鉄道「武州日野駅」まで対応あり(要事前確認)。

駐車場は30台・無料。車なら関越道「花園IC」から約60分、西武秩父からタクシー利用も選択肢です。

電車→秩父鉄道に乗り換え→徒歩12分というルートも可能。

雪や雨の予報が出ている日は、早めの到着を意識して余裕を持った行程にすることをおすすめします。

料金差はある?どう比べるのが正解?

料金は日付・人数・食事内容などで異なるため、一概に“本館が安い/別邸が高い”とは言い切れません。

まずは同一条件(同日・同食事・同人数)で、公式サイト経由の各予約サイトの在庫を横並び比較してみましょう。

口コミや写真も同時にチェックして、雰囲気の好みに合うかで最終決定を。価格だけでなく“過ごし方”の相性で選ぶと満足度が上がります。

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まとめ

はなのやは「全室に客室露天が付いている」という時点で、満足度のベースがしっかりしています。そのうえで、本館は“和の落ち着き×大人数に強い”、別邸は“和モダン×少人数でのんびり”という違いが際立ちます。

家族連れや三世代旅行なら、本館のゆとりある定員が活きて、寝具のアレンジもしやすいのが魅力。カップルや女子旅なら、別邸の静けさと雰囲気がちょうどよくハマります。

どちらを選んでも、半個室の食事会場や大浴場(+月見酒)で“温泉旅らしいひととき”をしっかり味わえるのが、この宿の良さ。

最後は 「人数」「雰囲気」「移動のしやすさ」 の3つで判断すれば大きく外しません。

迷ったときは、公式サイトの写真ギャラリーを眺めて、心がときめくほうを選べばOK。旅の満足度は、結局のところ“自分の好きな方”を選んだほうが高くなることが多いです。

本記事の要点
  • 人数が多い→本館/静けさ重視→別邸
  • どちらも全室“客室露天”で満足度◎
  • 食事会場は各棟に1か所、移動ラク
  • 大浴場+月見酒で“締めの一杯”も可
  • 予約前に公式の最新情報を再確認
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