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御殿場高原ホテルとホテル時之栖どっちに泊まる?富士山ビュー&温泉アクセスを徹底比較

「御殿場高原ホテル」と「ホテル時之栖」、同じ時之栖リゾート内にあって公式サイトや予約ページを見ても違いが分かりづらく、「どっちを選べばいいの?」と迷ってしまう人は多いはずです。

富士山ビューの良さや、温泉へのアクセス、部屋の広さや料金、そして家族旅行・カップル・グループ旅行など、旅のスタイルによってベストな選択は変わります。

この記事では、2つのホテルを客室・温泉・食事・雰囲気などの観点から分かりやすく比較し、「こんな人にはこちらがおすすめ」という形で選びやすく整理していきます。

本記事で比較する宿は以下の2軒です。

本記事で取り上げる宿
  • 御殿場高原ホテル
  • ホテル時之栖
目次

御殿場高原ホテル

御殿場高原ホテルは、時之栖の正面ゲート近くに建つ“顔”のような存在で、ほぼ全室から雄大な富士山を望めるリゾートホテルです。

最上階はガラス張りの展望フロアになっており、朝焼けや夕景まで一日中富士山の表情を楽しめるのが大きな魅力です。

一方で、館内に落ち着いたロビーやラウンジ、カフェ&ワークスペースも備えており、にぎやかなリゾート感とホテルらしい静けさがちょうどよく共存しています。

ホテル時之栖に比べると“しっかりホテル感”が強く、富士山ビューとくつろぎを重視したい人向けの拠点と言えます。

宿の特徴

圧倒的な富士山ビュー

和洋室・ツインともに富士山向きの客室が多く、窓いっぱいに富士を望める点が最大の売りです。特に和洋室では、ベッドスペース・畳の間・ソファのあるリビングのどこから眺めても山が視界に入り、部屋での滞在そのものが“富士見時間”になります。

ホテル時之栖も富士山が見える部屋はありますが、全体としては御殿場高原ホテルの方が「どの部屋でも富士山を期待しやすい」印象です。

広々とした和洋室で家族・三世代向き

1〜5名まで利用できる和洋室は、ツインベッドに加えて畳スペースとリビングがゆったり取られており、子どもがゴロゴロ遊んでも余裕の広さがあります。

布団を敷けば三世代での利用も可能で、荷物が多いファミリーでも窮屈さを感じにくい構成です。

ホテル時之栖の和室も広いですが、「富士山を眺めながら家族でくつろぐ」という体験は、こちらが一歩リードしています。

宿泊者専用浴場「柚子の湯」で静かにひと風呂

館内には、御殿場高原ホテルと隣接のHotel Brush Up宿泊者だけが利用できる「柚子の湯」があり、外に出ずに気軽に入浴できます。

大規模スパではありませんが、その分混み合いにくく、夜遅い時間にさっと汗を流したいときにも重宝します。

気楽坊に直結するホテル時之栖と比べるとスケールでは劣るものの、「静かな大浴場を館内で完結させたい」というニーズにはこちらが向いています。

カフェ&ワークスペース「ALPS」でワーケーションも可

フロント階のALPSは、カフェとしてだけでなく高速Wi-Fiと電源を備えたワークスペースとしても使えるエリアです。

観光の合間にちょっとした仕事を片付けたり、長期滞在で“午前は仕事・午後は温泉”といった過ごし方も可能になります。

合宿・グループ利用色が強いホテル時之栖に比べると、個人やビジネス寄りの使い方をしやすい点が特徴です。

館内外に飲食店が豊富で“食の拠点”にも

館内には寿司店「かぐら寿」があり、伊豆近海の海の幸と富士山ビューを一緒に楽しめます。すぐ近くにはビアホールやバイキングレストランなどが集まり、地ビールやステーキ、和洋バイキングなど多彩な夕食を選べます。

同じ園内を使うホテル時之栖と比べても、レストラン群へのアクセスは御殿場高原ホテルが最も便利で、「あまり歩かずに食事を済ませたい」人に向いた配置です。

口コミ

  • 「和洋室がとても広く、子ども連れでも荷物を広げても余裕がありました。窓からの富士山が素晴らしく、部屋で過ごす時間も贅沢に感じました。」
  • 「イルミネーションや噴水ショーのあとに、すぐホテルに戻って休める立地が便利。ビールと食事もおいしくて、リゾート全体を満喫できました。」
  • 「建物や設備に多少の古さは感じるものの、掃除が行き届いていて快適でした。昭和のリゾートホテルの良さが残っている印象です。」
  • 「館内浴場と、別料金にはなりますが温泉施設も利用できて、温泉好きにはたまらない環境でした。湯めぐり目的の滞在にもおすすめです。」
  • 「連休中はチェックインと夕食会場がかなり混雑して、予約していないレストランは待ち時間が長くなりました。繁忙期は事前予約が必須だと思います。」

こんな人におすすめ!

御殿場高原ホテルは、何よりも「部屋からの富士山ビュー」と「ホテルらしい落ち着き」を重視する人に向いています。

和洋室であれば、家族や三世代でもゆとりある広さがあり、室内で過ごす時間が長くてもストレスがありません。館内に専用浴場があるため、移動が少ない方が安心な小さな子ども連れや高齢者にも利用しやすいでしょう。

一方で、温泉をとことん楽しみたい場合は、気楽坊まで外を移動する必要がある分、直結のホテル時之栖に軍配が上がります。

また、館内にカフェ&ワークスペースがあるため、日中はパソコン作業をしつつ、夕方から園内を散策したいワーケーション利用にもぴったりです。

「眺望とくつろぎを優先したい」「レストランやイルミネーションへのアクセスが良い拠点がいい」という人には、まず候補にしたいホテルです。

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ホテル時之栖

ホテル時之栖は、天然温泉「気楽坊」へ2階廊下から屋内通路で直結した、カジュアルスタイルのリゾートホテルです。

和洋室・広めの和室・洋室・4ベッド洋室(バスなし)といった多彩な客室タイプを備え、家族旅行やグループ合宿、友人同士の旅行など、人数や予算に合わせて柔軟に選べるのが特徴です。

客船や列車のコンパートメントを思わせる廊下など、どこか遊び心のある内装で、子ども連れにも記憶に残りやすい雰囲気があります。

御殿場高原ホテルと比べると“温泉へのアクセス優先・カジュアルに楽しむ宿”というポジションで、部屋風呂より大浴場をフル活用したい人に向いた選択肢です。

宿の特徴


温泉「気楽坊」へ屋内通路で直結

ホテル2階の廊下から、そのまま温泉施設「気楽坊」へアクセスできるのが最大の強みです。露天風呂や炭酸泉、薬草湯、死海の原塩風呂、2種のサウナなど、多彩な湯船を天候を気にせず何度でも楽しめます。

御殿場高原ホテル宿泊者も気楽坊は利用できますが、屋外移動が必要なため、「お風呂に入りたいと思ったときすぐ行ける」という気軽さはホテル時之栖が圧倒的です。


グループ旅行に強い客室バリエーション

和洋室や和室16畳(バスなし)は、大人数でもゆとりを持って泊まれる造りで、合宿やグループ旅行の“ベースキャンプ”にしやすい構成です。

また、4ベッドの洋室(バスなし)もあり、「部屋は寝るだけでOK」「お風呂はすべて気楽坊で」という割り切った使い方ができます。

御殿場高原ホテルよりも、人数や予算に対する柔軟性が高く、“みんなでワイワイ派”に適したラインナップです。


客室設備と眺望には“メリハリ”あり

通常の洋室は2階のみ・階段利用となるなど、バリアフリー面では注意が必要な点もあります。

また、バスなし客室や駐車場向きの部屋もあり、「富士山ビュー+部屋風呂必須」という人には向きません。その分、条件を割り切れば料金を抑えやすく、「眺望よりもコスパと温泉重視」という発想なら魅力が大きくなります。

御殿場高原ホテルと比べて、“設備と価格のバランスを自分で選ぶ宿”というイメージです。


園内レストランを自由に選べる食事スタイル

夕食は園内に点在するレストランから選ぶスタイルが基本で、ビュッフェ、和食、焼肉、ビアホールなど多彩な選択肢があります。

事前にセットになったプランを選んでも良いですし、その日の気分でお店を決めることも可能です。

御殿場高原ホテルのように“館内完結”ではないものの、「今日はがっつり肉」「明日は軽めに」など、連泊時に食事のバリエーションをつけやすいのはホテル時之栖ならではです。


静かめでカジュアルなリゾート感

細長い建物が森と小川沿いに建っており、園内の中心部から少し離れているぶん、夜は比較的静かに過ごせます。

外観・館内ともに高級感よりカジュアルさが前面に出ており、子どもが多少はしゃいでも気兼ねしにくい雰囲気です。

御殿場高原ホテルの“クラシックなホテル感”と比べると、良い意味で素朴で庶民的なムードがあり、「気楽に温泉とリゾートを楽しみたい」層にフィットします。

口コミ

  • 「建物は年季を感じますが、部屋もお風呂も清掃が行き届いていて気持ちよく過ごせました。富士山がきれいに見えて、子どもが大喜びでした。」
  • 「温泉施設に館内から行けるのがとても便利で、滞在中は何度も温泉とサウナを楽しみました。種類が多くて、一日中いても飽きないくらいです。」
  • 「朝食バイキングは品数は多くないものの、席の間隔がゆったりしていて落ち着いて食べられました。子ども用のメニューもあり、家族連れでも助かりました。」
  • 「イルミネーションの時期は園内の渋滞やレストランの待ち時間が長く、移動に時間がかかりました。時間には余裕を見て行動した方が安心だと思います。」
  • 「同じ時之栖内の別の宿も利用しましたが、温泉をメインに楽しむならここが一番通いやすいと感じました。合宿や家族旅行の拠点にしやすいホテルです。」

こんな人におすすめ!

ホテル時之栖は、「とにかく温泉とサウナを満喫したい」「部屋風呂より大浴場派」という人に強くおすすめできます。

温泉施設へ屋内通路で直結しているため、雨の日でも子ども連れでもストレスなく何度も通え、温泉三昧の滞在が叶います。

また、和室16畳や4ベッド洋室など大人数向けの客室が充実しており、合宿や友人グループ、三世代旅行など、にぎやかに過ごしたいシーンとの相性も抜群です。

一方で、富士山ビューと部屋の快適さを最優先したい場合や、館内で完結する静かな浴場を求める場合は、御殿場高原ホテルの方が向くでしょう。

「予算と人数に合わせて柔軟に選びたい」「温泉施設をフル活用したい」「カジュアルにリゾートステイを楽しみたい」という人には、ホテル時之栖が有力な選択肢になります。

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御殿場高原ホテル vs ホテル時之栖 比較表

スクロールできます
比較項目御殿場高原ホテルホテル時之栖
立地・動線正面ゲート近くで園内の“顔”的ポジション。イルミやレストラン街への出入りがしやすい。敷地奥寄りでやや歩くが、そのぶん夜は比較的静か。
富士山ビュー多くの客室から富士山が望め、「部屋から富士見」重視なら有利。富士山が見える部屋もあるが、眺望は客室タイプにより差が大きい。
客室タイプ・広さ和洋室中心で1〜5名対応。広さとくつろぎ重視の造り。和洋室・16畳和室・4ベッド洋室など、人数・予算に合わせた選択肢が豊富。
温泉アクセス宿泊者専用「柚子の湯」が館内にあり静かに入浴可。温泉施設は館外移動。温泉施設に屋内通路で直結。露天・サウナなど大浴場をフル活用しやすい。
部屋風呂の使い勝手バス付き客室が中心で、部屋風呂派にも対応しやすい。バスなし客室も多く、「風呂は全部大浴場で」の割り切りが前提。
食事スタイル館内寿司店+周辺レストランが近く、歩かずに“食の拠点”にしやすい。園内の多彩なレストランを選択。バリエーション豊富だが、移動距離はやや長め。
料金・コスパ富士山ビュー+好立地分、1〜2名利用ではやや高めなことも。人数が増えると割安感。バスなし・大人数部屋を選べば、1人あたり単価を抑えやすい。
雰囲気クラシックな“リゾートホテル感”。ロビーやラウンジが落ち着いた印象。素朴でカジュアルな雰囲気。合宿・ファミリーでにぎやかに使いやすい。
子連れ・三世代適性広い和洋室+館内浴場で、小さな子や高齢者連れの家族旅行に好相性。大人数部屋+温泉直結で、子連れグループや合宿利用に強み。
ビジネス・ワーケーションカフェ&ワークスペースがあり、仕事+観光の両立がしやすい。合宿・団体向け色がやや強く、個人のワーク用途なら御殿場高原ホテル優位。

まとめ

2つのホテルの違いは、「富士山ビューとホテルらしさを取るか」「温泉直結の利便性とカジュアルさを取るか」に集約されます。

御殿場高原ホテルは、ほとんどの客室から富士山を望めるうえ、広々とした和洋室と館内浴場を備え、部屋でゆったり過ごしたい家族・カップルに向いた“王道リゾートホテル”です。

一方、ホテル時之栖は温泉施設へ屋内通路で直結し、多彩な湯船とサウナを何度でも楽しめるのが最大の魅力。和室16畳や4ベッド洋室など大人数向けの部屋も多く、「部屋は寝るだけ、温泉と園内を遊び尽くす」というスタイルにぴったりです。

総合バランスを重視するなら、眺望・立地・くつろぎのバランスが良い御殿場高原ホテルが安心でしょう。温泉三昧とコスパ、グループでのにぎやかな滞在を優先するなら、ホテル時之栖が有力候補になります。

どちらも時之栖のイルミネーションやレストランを存分に楽しめる立地なので、「どんなふうに過ごしたいか」「部屋での時間と温泉のどちらをより重視するか」を基準に選ぶのがおすすめです。

本記事でご紹介した宿
  • 御殿場高原ホテル
    富士山ビューとホテルらしい落ち着きを重視する人向け。広い和洋室と館内浴場で、家族・三世代・ワーケーションにも対応しやすい宿。
  • ホテル時之栖
    温泉をとことん楽しみたい人・子連れや友人グループでにぎやかに過ごしたい人向け。大人数部屋とカジュアルな雰囲気で、コスパ重視の温泉旅に最適。
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