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月光園 鴻朧館と游月山荘の違い【子連れ/記念日/三世代 おすすめなのはどっち?】

有馬の月光園って、鴻朧館と游月山荘の二館があるんですよね。どっちに泊まったらいいんだろう…。

迷いがちなポイントを、食事スタイル・眺望・お風呂・チェックアウト時間・移動のしやすさに分けて、やさしく整理しました。

最新の「月の座」リニューアル情報も反映しています。家族旅行や記念日、三世代旅に合わせて“あなたに合う方”をサクッと選べるよう、早見表と具体シーンでご案内します。

目次

まずは一目で|鴻朧館と游月山荘の“性格”早見表

両館は館内通路でつながっていて、行き来しながらお風呂も楽しめます。

鴻朧館は高層フロア中心の近代的な造りで、眺めの良さと部屋食の会席が売り。チェックアウトはゆったり12時です。

一方、游月山荘は数寄屋造りの純和風。夕朝食ともビュッフェ(会場「月の座」)のプランが選べ、川沿いのしっとりした雰囲気が持ち味。チェックアウトは10時です(お部屋タイプにより例外あり)。

まずはこの性格の違いが出発点になります。

比較項目鴻朧館(こうろうかん)游月山荘(ゆうげつさんそう)
コンセプト高層×モダン。静かにゆったり数寄屋×和風。川沿いの情緒
食事スタイルお部屋で会席(夕)。朝は会場食のプランも創作和ビュッフェ(「月の座」・ライブキッチン)
チェックアウト12:00(のんびり派に◎)10:00(一部客室は11:00〜12:00設定あり)
眺望・雰囲気上階から山の景色。非日常感たっぷり川音と木の温もり。月光橋や廊下が映える
館内動線エレベーターあり。移動がラクエレベーターなし(木造3階・階段移動)
温泉(大浴場)二館の湯を相互利用可(清掃時間は別)同左(相互利用可)
貸切風呂檜(バリアフリー)/洞窟/ワイン|40分・有料鴻朧館の貸切風呂を予約利用可
価格の傾向眺望+部屋食のぶんやや高め抑えめ〜中程度で選びやすい
向いているシーン記念日・夫婦旅・ひとりで静かに子連れ・グループ・三世代(階段OKなら)
注意ポイント一部プランは会場食の場合あり階段移動チェックアウト早め
迷ったら「朝もゆっくり&夕食は部屋で」ならココ「好きなものを自由に&家族優先」ならココ

食事スタイルの違い(部屋会席 vs ビュッフェ)

鴻朧館は基本が「お部屋で会席」。神戸牛の網焼きなど、落ち着いて楽しみたい方向きです。

游月山荘は「月の座」での創作和ビュッフェが定番。ライブキッチンやメイン小鍋の付くプランもあり、好きなものを少しずつ取りたい家族やグループにぴったりです。

2025年9月、「月の座」は明るい木調の空間にリニューアルされました。外来ランチの再開はなく、宿泊者向けの営業です。

チェックアウトとタイムスケジュール(12時 vs 10時)

のんびりと最終日を過ごしたいなら、鴻朧館の12時チェックアウトは大きな味方。朝風呂を楽しんだり、お部屋で余韻に浸ったりと、ゆっくりした時間を取りやすくなります。

游月山荘は基本が10時チェックアウトですが、游月亭や露天風呂付客室など一部のタイプは11〜12時チェックアウトのプランもあります(プラン内容によって変わります)。

どちらを選ぶにしても、朝をどう過ごしたいかを基準にすると、ちょうどいい宿が見つかりやすいですよ。

眺望と建物(高層の絶景 vs 川沿いの和風情緒)

鴻朧館は、高層階から落葉山を見渡せる“ザ・非日常”の眺めが魅力。シングルを除けば、ほとんどが見晴らしのいい客室で、開放感があります。

一方、游月山荘は川のせせらぎが届く数寄屋造りで、館内の月光橋やロビーからの景色がしっとり落ち着いた雰囲気。写真を撮るなら、橋や川沿いの廊下がとても映えます。

どんなムードで旅を楽しみたいか――その感覚で選ぶのがおすすめです。

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目的別に“どっち”|子連れ/記念日/三世代/一人旅

ここからは、シーンごとに“どちらが合うか”を提案します。

子連れなら、少しずつ取って食べ進めやすいビュッフェの游月山荘が楽ちん。

記念日なら、静かにお部屋で会席料理を味わえる鴻朧館がよく似合います。

三世代旅行なら、移動のしやすさを優先しましょう。游月山荘は木造3階建てでエレベーターがないため、階段が負担になりそうなら鴻朧館のほうが安心です。

一人旅なら、遅めのチェックアウトや眺望をたっぷり楽しめる鴻朧館が心地よい選択になります。

子連れ旅行なら游月山荘が楽(ビュッフェで自由に食べられる)

「子どもが食べられるものが見つかるか不安…」というときは、種類が豊富なビュッフェが安心。

游月山荘は小鍋つきのプランもあり、家族で同じ席に座って、それぞれのペースで自由に食べ進められます。朝は和洋どちらもそろうので、パン派・ごはん派が混在していても大丈夫。

夕食は90分制などのルールがあるため、開始時間は少し早めにしておくと、家族みんながゆったり過ごせますよ。

静かに贅沢なら鴻朧館(部屋会席と眺望)

「今日は乾杯して、そのまま部屋でまったりしたい」なら鴻朧館。お部屋で会席をいただけるので、移動の手間なく二人時間に集中できます。

最上階スイートや露天風呂付客室など、“ごほうび”感の強い選択肢も充実。

翌日12時チェックアウトなら、コーヒーを片手に山の景色をぼんやり眺めてから出発できます。

三世代・高齢者連れの視点(エレベーター/段差)

足もとは旅の快適さに直結します。游月山荘は木造3階建てでエレベーターがないため、館内の移動は階段のみになります。段差が気になる場合は、エレベーターがある鴻朧館のほうが安心です。

どちらを選んでも、貸切風呂(バリアフリーの檜風呂あり)を利用すれば、お風呂の時間はぐっと楽しくなりますよ。

館内移動に不安があるときは、予約時に部屋の場所を相談しておくとさらに安心です。

温泉を“ハシゴ”するコツ|連絡通路の使い方

二館は中でつながっているので、チェックイン後は館内だけで湯めぐりが楽しめます。

月光橋や川沿いの廊下は写真映えスポット。内湯→外気でクールダウン→別館の湯へ、という順路にすると、のぼせにくく飽きません。

貸切風呂は毎時30分スタート、40分制・有料なので、夕食時間と重ならない枠で早めに押さえるのがコツです。

連絡通路と月光橋の写真映えスポット

游月山荘側にある月光橋は、昼は木漏れ日がやわらかく差し込み、夜はライトアップがとてもきれい。橋の窓越しに見える川と山の景色が額縁のように切り取られて、旅気分が一気に高まります。

食後の散歩で橋から鴻朧館を見上げると、館の灯りが水面に映り込み、とてもフォトジェニック。

時間帯ごとに違う表情を見せてくれるので、チェックアウト前にもぜひもう一度歩いてみてください。

貸切風呂の種類と予約枠(洞窟/檜/ワイン)

貸切風呂は「檜」「洞窟」「ワイン」の3タイプ。なかでも檜風呂はバリアフリー対応で段差が少なく、ご年配の方や家族連れに人気です。

利用は1回40分・2,200円で、開始は毎時30分スタート。最終は22:30です。

游月山荘に泊まっていても予約・利用ができるので、混みやすい時間帯を希望する場合は、チェックインしたらまず予約を押さえておくと安心ですよ。

入浴ルールの基本と安心して楽しむコツ

大浴場のルールは、旅館や日によって変わることがあります。タトゥーの扱いなど気になる点があれば、事前に施設へ確認しておくと安心です。

もし不安がある場合は、時間制の貸切風呂を活用すると、まわりに気をつかわずゆっくり入れます。

また、混雑を避けたいときは、夕食時間帯を外して入る“逆張りタイム”が意外と快適です。

※最新の運用状況は、宿に直接ご確認ください。

最新アップデート|游月ビュッフェ「月の座」リニューアル

2025年9月、游月山荘のビュッフェ「月の座」がリニューアルしました。木の温もりを感じる明るい空間に生まれ変わり、寿司や天ぷらのライブキッチンも新たに導入されています。

営業は宿泊者向けのみで、以前行われていた外来ランチは休止のままです。

季節限定の料理もいろいろ出ているので、公式ブログで最新メニューをチェックしてから行くと気分がぐっと高まりますよ。

リニューアルの変更点まとめ

リニューアル後は、照明の雰囲気や木調のあたたかさがぐっと増して、空間全体に一体感が出ました。お寿司や天ぷらを目の前で仕上げてくれるライブキッチンも楽しめます。

夕食は、90分制などの案内があるプランもあります。

お子さん連れの場合は、スタート時間を少し早めにしておくと席にゆとりがあって動きやすいのでおすすめです。があり、動きやすいです。

限定メニューの提供期間と内容例

リニューアル記念の月替わり限定料理は、好評につき2026年3月まで延長。黒毛和牛のコールドビーフや季節魚の一品、デザートまで、月替わりで“新作”が並びます。

訪れる月によって出会える料理が違うので、再訪の楽しみが増えました。

外来ランチの取り扱い(現状)

「月の座」の外来ランチについては、当面の間休止中との案内が公式ページに掲載されています。最新の営業情報は、公式ブログのお知らせや各プランの説明を確認するのがいちばん確実です。

外来利用を考えている場合は、事前に最新情報を必ずチェックしてから向かうようにしましょう。

料金とコスパの考え方|“体験価値”で比べよう

価格は日程・部屋タイプ・人数によって大きく変わります。

全体の傾向としては、鴻朧館は部屋食の会席や眺望の良さに価値が乗りやすい一方、游月山荘はビュッフェ中心で幅広い価格帯が出やすい印象です。

たとえば、鴻朧館のスタンダード会席(部屋食)は、二名一室の場合で1名39,300円〜といった表記が見られます。 游月山荘は、創作和ビュッフェのプランが1名3万円前後〜という例もあります。

最終的な料金は時期で変動するため、公式サイトや予約画面でその都度チェックするのがいちばん確実です。

料金の目安と狙い目時期

平日やオフシーズン、直前割・早割を狙うと価格が下がる傾向があります。特に連休や紅葉・雪見シーズン、有馬のイベント時は上がりやすいので、早めの検討が良いでしょう。

直前で良いお部屋が出ることもあるので、旅行の1~2週間前に一度プラン一覧を見直すと、掘り出し物に出会えることがあります。

コスパを上げる選び方(滞在目的×食事×退館時間)

「食事はゆっくり楽しみたい」「朝はのんびり過ごしたい」という方は、鴻朧館の部屋食+12時チェックアウトがぴったり。

「子ども優先で気楽に過ごしたい」なら、游月山荘のビュッフェが扱いやすくて安心です。

出発日の予定が詰まっているなら、チェックアウトが10時でも問題なし。

大切なのは、滞在目的に合わせてどこにお金をかけるかを決めること。そこがはっきりすると、旅の満足度はぐっと上がりますよ。

直前/早割/記念日プランの見方(注意点)

割引プランは“食事会場”や“特典”が通常と違うことがあります。記念日ケーキや乾杯ドリンクなど、欲しいオプションが入っているかも確認しておきましょう。

お子さまの料金やビュッフェの取り扱いは年齢で細かく違うので、事前にFAQもチェックしておきましょう。

FAQ(よくある質問と答え)

二館の温泉は相互利用できますか?

はい、館内通路でつながっており、館内だけで湯めぐりが楽しめます。滞在中に両方のお風呂を試せるのは月光園ならではです。

混雑や清掃時間は日によって変わるので、フロントでおすすめの時間を聞くとスムーズです。貸切風呂は別途予約・有料なので、到着したら先に空きを確認しておくと安心です。

チェックアウトは同じ時間ですか?

違います。鴻朧館は基本12:00、游月山荘は10:00が基本です。游月山荘の一部客室(游月亭・露天風呂付など)は11:00や12:00の設定もあります。

朝の過ごし方や帰りの交通に合わせて、無理のないほうを選ぶと後悔がありません(プランで異なる場合あり)。

ビュッフェ会場「月の座」の最新状況は?

2025年9月にリニューアルし、ライブキッチンなどが加わって宿泊者向けに営業しています。

外来ランチは当面休止の案内です。夕食は90分制のプランなどがあるので、予約画面の説明をチェックしましょう。

高齢の家族と一緒ならどちらが向いていますか?

移動の少なさを優先するなら鴻朧館です。エレベーターがあり、館内移動が比較的ラク。游月山荘は木造3階でエレベーターがないため、階段が続きます。

貸切風呂の檜タイプはバリアフリー対応なので、どちらに泊まっても予約しておくと安心です。

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まとめ

鴻朧館と游月山荘は、同じ月光園の中でもそれぞれ“性格”が違います。

静かに食事を味わい、眺めや余韻を大切にしたい日には鴻朧館。
家族でワイワイ、好きなものを自由に楽しみたい日には游月山荘。

二館は行き来できるので、どちらに泊まっても湯めぐりで相手の良さまで楽しめるのがうれしいポイントです。

最後は、誰と・何をしたい旅なのかを思い浮かべて選べば間違いありません。宿を決めたら、公式プランで最新の料金と営業情報をチェックしてから予約しましょう。

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